ばね指 注射 回数

ばね指を注射で治療する場合の回数は3回が上限です

ばね指という指の病気があります。
指をよく使う仕事の人に起こりやすく、特に妊娠中や出産後、更年期の女性に多く見られます。
症状としては、指の曲げ伸ばしで引っかかる様な感触があるとか、曲げようとすると衝撃があり、伸ばそうとすると、ばねが伸びるように勢いよく伸びるため、スムーズな曲げ伸ばしが困難になります。
またばね指にかかると、指が一定の角度で曲がったままになったり、付け根の部分が腫れたり、痛んだりするようになります。
症状が進行するにつれて、自力による曲げ伸ばしが困難になり、痛んだり引っかかったりする回数も増えるので、早めに整形外科を受診するようにしましょう。
ばね指の治療方法には、保存療法と手術療法があります。
このうち保存療法とは、安静や薬の投与、温熱療法、レーザーによる治療に加えて、ステロイド注射がありますが、これには上限回数が設けられています。
これらのいずれもが、ばね指の症状が軽い時に行われる方法で、安静療法は指を装具などで固定して動かさないようにし、非ステロイド系抗炎症剤が投与されます。
温熱療法やレーザー療法は、指の腱に熱を加えて柔らかくする方法です。

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注射によるばね指の治療は、副腎皮質ホルモンと局所麻酔液の混合液を、一定回数指の付け根に注射します。
最初の注射から数週間経っても痛みが出る場合には、2回目の注射を行い、それでもまだ痛みが治まらない時には、3回目の注射を行うことになります。
回数はこの3回が上限です。
あまり回数が多いと、ホルモンによる副作用がひどくなるからです。
一定回数注射をしても治らない時には、手術を行うことになります。
手術は内視鏡を使って行う方法と、切開して行う方法の2通りがあり、また切開手術は直視下と皮下腱鞘の2通りに分けられます。
内視鏡手術や皮下腱鞘切開手術は、時間が短く負担がかかりませんが、直視下でないためまれに神経、あるいは腱にダメージが出ることがあります。
またばね指は治療を受けるだけではなく、日常生活を見直し、指の酷使を改善する必要があります。
指の使い過ぎを防ぐのみならず、ホルモンバランスの乱れでも起こるとされています。
妊娠中や更年期に起こりやすいのはこのためで、指を温めたり、一日に決まった回数の指のストレッチを行うことで、ばね指を予防することも可能です。